湊の子供が生まれてから3年。
理恵と朝陽は再び入籍をして大きな家を建てた。
理恵は家政婦を辞めてすぐに以前勤めていた総合病院の産婦人科で働き始めた。
病棟ナースではなくオペ室勤務でかなり緊迫した状況の出産に立ち会うことも多い。
時々朝陽が外科としてオペ室で一緒に処置することもあった。
朝陽は外科の医師としての経験を積み、大きなオペに呼ばれて地方へ出張することも増えた。
二人は頻繁に連絡を取り合いながらデートを重ね、一緒に暮らすようになった。
そして、最近になり再び籍を入れた。
新しく建てた家は勤務する病院のすぐ近くで、二人は歩いて出勤していた。
朝陽は以前は嫌がっていたのに、理恵と手をつなぎ病院へ向かう。
繋がれた朝陽の左手の薬指には結婚指輪が光っていた。
この結婚指輪ははじめての入籍の時に買ったもの。それまではオペの時に外すからと結婚指輪をすることがなかった朝陽。なのに、いまは毎日結婚指輪をしている。なくさないようにケースを持ち歩き、オペのたびにそのケースに大切にしまっている。
理恵と朝陽は再び入籍をして大きな家を建てた。
理恵は家政婦を辞めてすぐに以前勤めていた総合病院の産婦人科で働き始めた。
病棟ナースではなくオペ室勤務でかなり緊迫した状況の出産に立ち会うことも多い。
時々朝陽が外科としてオペ室で一緒に処置することもあった。
朝陽は外科の医師としての経験を積み、大きなオペに呼ばれて地方へ出張することも増えた。
二人は頻繁に連絡を取り合いながらデートを重ね、一緒に暮らすようになった。
そして、最近になり再び籍を入れた。
新しく建てた家は勤務する病院のすぐ近くで、二人は歩いて出勤していた。
朝陽は以前は嫌がっていたのに、理恵と手をつなぎ病院へ向かう。
繋がれた朝陽の左手の薬指には結婚指輪が光っていた。
この結婚指輪ははじめての入籍の時に買ったもの。それまではオペの時に外すからと結婚指輪をすることがなかった朝陽。なのに、いまは毎日結婚指輪をしている。なくさないようにケースを持ち歩き、オペのたびにそのケースに大切にしまっている。



