極秘新婚~独占欲強めの御曹司と突然夫婦になりました~


 熱を含んだ視線に、溶かされそうになる。

 返事に困っていると、せっかく着てきた羅良の綺麗な服を、鮮やかな手つきで脱がされていく。

「食事は後で温めて、ありがたくいただく。それより先に、お前を食う」

 そう宣言すると、裕ちゃんは私にキスをした。

 熱く深いキスを繰り返し、その唇は首筋、胸元へと滑り落ちていく。

 こうして私は、とうとう裕ちゃんに美味しくいただかれてしまったのだった。




 二日後、私たちは一緒に空港に向かった。

 飛行機に乗って八時間後、ホノルルに到着。

「キキ、ハワイ、来たー!」

「お前はまん丸お腹の女の子の魚人か」

 現地は早朝なので、うるさくしないように裕ちゃんに注意された。

 専用車でホテルに行く間、実は飛行機の中でも、いや、家を出た瞬間から、私たちはずっと手を繋いでいた。しかも恋人繋ぎ。

 ホノルルに着いてからずっと、私のテンションは上がりっぱなし。

 宿泊者専用プールを備えた、ビーチからすぐのホテルを見た時も、ずっと胸が高鳴っていた。