STORY〜だから私は貴方に恋をした〜





「また連絡する」





男が出ていって静かになったこの空間で




私の嗚咽だけがやけに大きく響く。





くそ。くそ。くそ。




地面を叩いて泣き叫ぶ。




その声は誰にも届かないまま暗闇に吸い込まれた。





制服を着て駅まで向かう。




コツ、コツ、と足音がなる。





重い足取りで私は家に帰った。