PM7:00
アンとコンビニで待ち合わせをして、練習場所へ。のんびりと準備するわたし達の前に、ある男子軍団がやって来た。
隣のK校の男子バレー部の子。たしか…。仁君と蒼くん。このクラブになんで?そう思った時、監督に呼ばれた。
「実はこのクラブにずっと入っている、仁と蒼だ。お前ら同年なんだから仲良くしろよー」
そう言われたのはいいけど。気まづい。非常に気まづい。とりあえず挨拶を済ませ、4人で練習をはじめた。男女問わずフレンドリーなアンはすぐに仲良くなっていた。しかし、人見知りのわたしは目を合わすことさえできなかった。そんな時、
「ポジ、ミドル?」
そう声をかけてくれたのは、仁くん。わたしは静かに頷いた。笑顔で「同じ!」と答える仁くんにトクンと心が動いた。しかし、それには気付かないふりをした。
アンとコンビニで待ち合わせをして、練習場所へ。のんびりと準備するわたし達の前に、ある男子軍団がやって来た。
隣のK校の男子バレー部の子。たしか…。仁君と蒼くん。このクラブになんで?そう思った時、監督に呼ばれた。
「実はこのクラブにずっと入っている、仁と蒼だ。お前ら同年なんだから仲良くしろよー」
そう言われたのはいいけど。気まづい。非常に気まづい。とりあえず挨拶を済ませ、4人で練習をはじめた。男女問わずフレンドリーなアンはすぐに仲良くなっていた。しかし、人見知りのわたしは目を合わすことさえできなかった。そんな時、
「ポジ、ミドル?」
そう声をかけてくれたのは、仁くん。わたしは静かに頷いた。笑顔で「同じ!」と答える仁くんにトクンと心が動いた。しかし、それには気付かないふりをした。

