アキラと無限が戻ってきた。
「すみません。ゴミを処理してきました。」笑顔で戻ってきた無限。
「美幸ちゃん、それ似合うね」と微笑んで言うアキラ。
「棗に貰った」私が浮かべる笑顔にさらに笑顔になるアキラ。
「じゃぁこれは俺から」
そう言ってアキラが渡してきた紙袋を開けてみると中には複数の写真が飾れる写真立てが入っていた。
そう言えば写真なんて撮ったこともない。
「……ありがとう」
私は初めての写真立てに感動した。
「あ!じゃぁさっそく写真撮ろうよー!!」と斎
「いいですね。では準備しましょう」
無限が携帯で写真の準備をする。
「じゃぁ僕美幸ちゃんの隣~!」と環
「俺もーー!」何処から入ってきたのか敏次が私に近寄ってくる。
そんな敏次を踏み潰し棗が私の左隣に座る。
「あ、棗も斎もズルいー!!」と環が後ろから抱きついてきた。
「ほらほらそんなにくっつかない」とアキラが環を引っ張る。
「ちょ棗!俺このまま!?」
「はい、じゃぁ5秒後です」と無限が走ってきた。
ソファーの真ん中に私が座り左隣には棗、その足元には棗に踏まれた状態の敏次。
右隣には斎その後ろに私に抱きつくようにして環、環の左右にアキラと無限が立った状態で写真を撮った。
「アキラ、ありがとう。……私写真撮ったのも初めてだった」
アキラは一瞬目を見開いたが直ぐに優しく微笑んで頭を撫でてくれた。
先程撮った写真が直ぐに私の携帯に届く。
「美幸さん。倉庫に戻った時に写真に原像して渡しますね」
「ありがとう、無限。」
そして最後に無限が私に小さな袋をくれた。
中には小さな黄色の薔薇が球状のガラスに閉じ込められたストラップが入っていた。
「…綺麗」
「携帯のキーホルダーとしてどうかなと思ったんです。それから………この黄色の薔薇の花言葉を知っていますか?美幸さん。」
私はすぐに首を振った。
無限が力強い瞳で私の瞳をしっかりと見つめる。
「その黄色の薔薇の花言葉は………………゛友情゛です」
私はゆっくりとその言葉を繰り返しキーホルダーを握りしめた。
「…………ありがとう」
それからはまた止まっていた食事を再開した。
私は人生で一番楽しいと思える日々を過ごすこととなった。
「すみません。ゴミを処理してきました。」笑顔で戻ってきた無限。
「美幸ちゃん、それ似合うね」と微笑んで言うアキラ。
「棗に貰った」私が浮かべる笑顔にさらに笑顔になるアキラ。
「じゃぁこれは俺から」
そう言ってアキラが渡してきた紙袋を開けてみると中には複数の写真が飾れる写真立てが入っていた。
そう言えば写真なんて撮ったこともない。
「……ありがとう」
私は初めての写真立てに感動した。
「あ!じゃぁさっそく写真撮ろうよー!!」と斎
「いいですね。では準備しましょう」
無限が携帯で写真の準備をする。
「じゃぁ僕美幸ちゃんの隣~!」と環
「俺もーー!」何処から入ってきたのか敏次が私に近寄ってくる。
そんな敏次を踏み潰し棗が私の左隣に座る。
「あ、棗も斎もズルいー!!」と環が後ろから抱きついてきた。
「ほらほらそんなにくっつかない」とアキラが環を引っ張る。
「ちょ棗!俺このまま!?」
「はい、じゃぁ5秒後です」と無限が走ってきた。
ソファーの真ん中に私が座り左隣には棗、その足元には棗に踏まれた状態の敏次。
右隣には斎その後ろに私に抱きつくようにして環、環の左右にアキラと無限が立った状態で写真を撮った。
「アキラ、ありがとう。……私写真撮ったのも初めてだった」
アキラは一瞬目を見開いたが直ぐに優しく微笑んで頭を撫でてくれた。
先程撮った写真が直ぐに私の携帯に届く。
「美幸さん。倉庫に戻った時に写真に原像して渡しますね」
「ありがとう、無限。」
そして最後に無限が私に小さな袋をくれた。
中には小さな黄色の薔薇が球状のガラスに閉じ込められたストラップが入っていた。
「…綺麗」
「携帯のキーホルダーとしてどうかなと思ったんです。それから………この黄色の薔薇の花言葉を知っていますか?美幸さん。」
私はすぐに首を振った。
無限が力強い瞳で私の瞳をしっかりと見つめる。
「その黄色の薔薇の花言葉は………………゛友情゛です」
私はゆっくりとその言葉を繰り返しキーホルダーを握りしめた。
「…………ありがとう」
それからはまた止まっていた食事を再開した。
私は人生で一番楽しいと思える日々を過ごすこととなった。

