家は30階建てタワーマンションの28階の4LDK。





当然家賃など私が払えるはずもなく伯と昌廣が払っている。




その代わりに家事全般は私が受け持っていた。





普段のお金は本当の両親が残してくれている遺産がありそれを大切に使っていこうと思っていたが伯と昌廣はそれに対して反対運動を起こし月々のお小遣いまでくれる。




私は申し訳なくて使えないと断ったが本当の娘のように思ってくれている二人はそれを当たり前としており、結果毎月多いくらいのお小遣いをくれるのだった。





しかし私はそれはあまり使わず全て大事に貯金している。



元々物欲がないため買い物をしたいとも思わないし店員と関わることも嫌なため金銭面では困らなかった。