ココロの好きが溢れたら



その後はよく覚えていなかった。

覚えているのは、白幡先輩が障害物競走で1位を撮ったことと、その姿を舞子さんが物凄い勢いでシャッターを押して写真に収めていた事。

あんなに楽しみにしていたハルの姿は、今は苦しくて見られなかった。


お昼になって、みんな1度解散になる。
私も舞子さんと一緒に木陰に移動してレジャーシートを敷き、お弁当を広げた。


「わぁ、陽毬ちゃんすごい!料理上手なのね」

「い、いえっ…」


これを作ってる時は、ハルは喜んでくれるかなって思って作ってたけど。

でも……。