不良様の愛は甘い




「そうだよね〜雨宮くんて本当、何考えてんのか分かんないよね!」



「分かりたくない!」



結局、私の予言通り会わずで学校が終わり。



恋二からの連絡もないし、こっちからも送らないし会わずのまま5日目。




私と美来の中で勝手に彼女にしときながらこの有様の状態に私を彼女にしたこと忘れてんじゃないかと思い初めている。




そんな中、授業で来週ある遠足のことで話し合われている。




「遠足なんて小学生以来だよね!由莉!」



「小学生よりレベル高い遠足だけどね!」




遠足という言葉で教室はうるせぇ!と言いたいぐらいアゲアゲ。




「それがいいじゃん!中華街だよ!?小学生じゃいけないよ!?」




「確かに!」