チュンチュン。



「おっはー!由莉ちゃん!」



「あれ?美来、門前で何してんの?」



朝、学校に行けば門前で壁にもたれて立ってる美来がいた。



「由莉のこと待ってたんだよ〜!はい、行こ〜!」




「ちょっ!ちょっ!」



美来は私の腕を掴んでは引っ張って行き下駄箱へ行くのはいいけど。



「ねぇ、美来。人の下駄箱何覗いてるわけ?」




人の下駄箱を覗いては上履きの中とか下とか見てはため息つくな!




「いや、ほら!昨日の今日じゃん!だから、上履き隠されたり捨てられたりさ」




あ〜!



昨日、恋二に強制的に彼女になって授業終わればすぐ連れされたからか。




美来ってばイジメられてないか心配してくれてんだ!でも、そのわりには楽しんでない?