貴方に出逢えた奇跡(命のリレー)

カフェについて20分くらいして彼女はきた

「急に呼び出してごめんなさい…」

店員さんがきた

「コーヒーを」

「かしこまりました」

「私は高野美樹 !大貴とは幼馴染なの!」

幼馴染なら呼び捨てもありか!って思って

「お話って⁇」

「ごちゃごちゃ言うのもなんだから!単刀直入に言うわ!大貴と別れて!」

意味がわからず…

「はあ⁇どう言う意味ですか⁇」

「はあ⁇そのままの意味だけど!」

「あなたに、そんな事言われる権利はないんですけど!」

「権利ならあるわ!
私と大貴は付き合ってるから!」

「嘘!」

私達は大貴が病気になる前から、付き合ってるの!結婚も約束してるの!
あなたはただ大貴に遊ばれているだけよ!
大貴病気がわかってから、自暴自棄になり、好き勝手な事をしてるの!
特に女遊びは酷いわ!だけど…私は理解してるから大丈夫だけど…あなたは辛いわよね!
大貴はいつも女を病室に呼んでたのよ!
最近ないなあと安心してたんだけど…だから忠告してあげたの!大貴もあなたの事はただの暇つぶしって言ってたし!」

私は遊ばれてる!アパートで言ってくれたのも全部嘘!あんなにも優しくしてくれてたのも…涙が止まらなかった!私は大貴の暇つぶしの相手だったんだ!

「あなたは大貴の病気を知ってて付き合ったの⁇ あなたは何もしてあげれないのに!」

そうだ!私は大貴に何もしてあげれない!

「私は大貴を支えてあげれる!だって今までだって、精神的にもボロボロになった大貴を支えてきたんだもん!」

そうか!この人は、大貴が自暴自棄になっても支え続けきたんだ!私はほんのこの間知り合っただけだもの!
今私が大貴にしてあげれるのは…離れる事…
ただの遊びだもんね…涙が止まらない!

「わかりました!私大貴と別れます!
でも最後に直接大貴にお別れを言わせて下さい」

「わかったわ!明日来た時大貴を屋上に連れて行くわ!部屋だと落ち着かないでしょ⁇
何時にする⁇」

「明日は早いので17時半に屋上に行きます!」

「わかったわ!じゃあ!」

と言って高野さんはカフェを出て行った

私はどのくらいカフェにいたのか!

どうやって帰ったのか覚えてない!