復讐寮~罰ゲーム~

「に、逃げないと!」


我に勝った友樹が窓の鍵を開けようとする。


しかし、焦っているせいで手間取っている。


「逃がすワケないでしょ」


1人の先輩がそう言い、複数人で一気に友樹の体をねじ伏せた。


カヤ先輩と同じように右腕をねじ上げようとしている。


「やめて! なにすんの!!」


亜沙美が悲鳴のような声をあげて友樹を助けようとする。


しかし、複数の先輩が相手じゃ叶わない。


「痛い! やめてくれ! 逃げないから!」


友樹は必死になってもがくけれど、ねじ上げられて腕が徐々に曲がってきているのがわかった。


「腕が折れちゃう!」


あたしが叫んだ次の瞬間、ボキッ! と骨の折れる奇妙な音が聞こえてきていた。


友樹の絶叫が部屋中にこだまする。


「あ、やりすぎちゃった」


先輩の1人がそう言い、ようやく友樹から手を離した。