復讐寮~罰ゲーム~

カヤ先輩に蹴られた拍子にアルコールが入っていたガラスコップが割れて、頬に当たったみたいだ。


床には破片が散らばっている。


「なにすんだよお前!」


真仁が勢いよく立ち上がり、カヤ先輩へつかみかかろうとする。


しかしカヤ先輩の方が一足早く動き、真仁の右腕をねじ上げてしまったのだ。


真仁は苦痛に顔を歪めて悲鳴を上げる。


「そんな……」


真仁の力はそんなに弱くない。


それなのに、簡単にねじ伏せられてしまうなんて……。


初めてカヤ先輩に恐怖を感じて、自分の背中がスッと冷たくなるのを感じた。