「謝罪はいいから横になってて。
きっとまだしんどいよね?」
光原先輩も私と同じように起き上がったけれど、優しく微笑んで私の額に右手を添えた。
「ほら、熱いよ。
まずは熱測ろうか」
「え、と…」
「金城先生。
笹野さんが起きました」
光原先輩の言葉に何も返せないでいたら、突然私の名前を口にした。
どうして光原先輩が私の名前を知っているの?
不思議に思っていると、突然カーテンが開けられて。
思わずビクッと肩が跳ねた。
「はい、じゃあ約束通り光原は教室に戻れ」
中に入ってきたのは白衣姿である保健室の先生で。



