世界No.1の総長と一輪の花 II






「んっ…」



詩優の手がキャミソールをまくりあげながら滑っていくから、たまらなくなって声が出る。




詩優はただ無言で、体のラインをなぞったあと、お腹にキスをひとつ。
声が出そうになっても、口元を手でおさえて今度は必死で堪えた。




「…声我慢すんな」




でもそれを制するように、手をどかされて。片方の手は絡み合うように繋がれた。





強く握って、ベッドに押しつけられた手。反対側の手は容赦なく私の体に触れてくる。




温かい手に触れられると、そこが熱を帯びたかのようにどんどん熱くなっていく…。




「…詩、優っ……!」




必死に彼の名前を呼んだ。
触れてほしいけど、これ以上は恥ずかしくて。どうすればいいのかわからなくなってくるんだ。