世界No.1の総長と一輪の花 II






これは……
もしかしてのもしかして。



私、キスに少しずつ慣れてきたのでは……!!




と思った直後、
パジャマの中にゴツゴツした大きな手が侵入。




びっくりして、彼の名前を呼ぼうとしたら、それをチャンスだと言わんばかりに口内に熱いものが入ってきた。




とろけるような甘くて、深いキスに変わる。





キスを受けることでいっぱいいっぱいなのに、パジャマの中に侵入した手がキャミソールの下──素肌へと触れる。








あっという間に私の余裕は詩優によって奪われてしまった。




素肌に触れた手はどんどん上へと動いてきて。
私の頭の中はパニック状態。




まさか起きてから、こんな状況になるなんて……




詩優の手を止めようと、腕を掴む。
けれど甘いキスのせいで力が入らなくて、止めることは不可能だった。




背中に手を回されて、プチンっと音がした。
瞬間、胸を締め付けていたものから解放されて……。
心臓が異常なくらい激しく暴れ出す。