世界No.1の総長と一輪の花 II







「ちょっと待ってて!」




あるものを見つけて、詩優から離れる私。
向かったのは小さな売店。あるものを2つレジへと持っていき、お会計後すぐに詩優の元へと戻ろうとしたら…




5人組の女の子のグループに声をかけられていた。
声をかけているのは見るからに私たちよりも大人の女性。





詩優がモテるのは今に始まったことじゃない。
学校にいてもモテるし、何より人を惹きつけるオーラがある。





今日だって学校で女の子に囲まれていたっけ…。





「一緒に遊ぼうよぉ」




一人の女性が詩優に迫っていく。




…やめて……詩優に触らないで……




なんて思っても、足が動かない。
あの人たちの方が大人っぽくて綺麗な人だから…、私と詩優では釣り合っていないんじゃないか…。それに、





私じゃどんなに頑張っても詩優をドキドキさせられない……





そう思うと涙が目にたまる。












「きみ可愛いね~。1人?俺らと遊ばない?」




ぽんっ、と肩に手を置かれて振り返ると…。
背の高い男の人2人がいた。