「「「「「「「「「「「「おかえりなさい、姫さん」!!」」」」」」」」」」」





倉庫に行くと、雷龍のメンバーが声をそろえる。




私なんて迷惑をかけてばかりなのに、温かく迎え入れてくれることが嬉しくて…
視界が滲んでいく。





「おかえり、花莉」


「花莉ー!!寂しかったよー!!」





京子と明日葉が抱きついてきて、





「ひめちゃ~ん」


「馬鹿倫也。鬼総長に怒られる」





こっちに走ってくる倫也を竜二さんが襟を掴んで止めていた。









…私…本当にこれから先もここにいていいんだ……





そう思ったら涙が堪えきれなくなって、次々と溢れ出す。





「みんな……迷惑かけてばかりでごめんなさい……
それと…本当にありがとう…っ…!」






それから私はたくさん泣いてしまって……
京子と明日葉に2階まで連れてこられた。