世界No.1の総長と一輪の花 II







「2人が帰ってくるまでお話しませんか?」






予想もしていなかった言葉に思わず「へ?」と間抜けな声が漏れる。






「あ、無理にとはいいません…」






途端に申し訳なさそうな表情へと変わる宮園さん。






…お話って…なんの…話だろう。私は宮園さんと話すことなんてなにもない、よね?
それにできれば、宮園さんとは一緒にいたくない。






というのが本心だったが、断ることができず「は、はい!」と返事をしてしまった私。






「ありがとうございます。立ち話もあれですし…あちらでどうですか?」







宮園さんが指をさしたのは会場の角にあるソファ席。ソファ席の前にある小さなテーブルの上には綺麗な料理が並べられていた。







こくりと頷くと、ゆっくり私の歩幅に合わせて歩いてくれる宮園さん。








……やっぱり怖いなんて思ったのは気のせいだ。だって、こんなに優しいんだもん…