リムジンからおりて倉庫へと入る。もちろん詩優は私の手を離さない。
「「「「「「「「「「「「「「こんにちは!!!!!!!!!」」」」」」」」」」」」」」
久しぶりに聞いたみんなの揃った声。
雷龍のメンバーは絆創膏を顔に貼っていたり、包帯を巻いていたりする人が何人も見られた。
先日あった世界No.2の暴走族"鳳凰"との抗争があったせいだ…
中にはギプスをしているメンバーまでいる。
「お前らよく聞いて」
詩優は前に出ると、ぐいっと私の手を引っ張って隣へと誘導する。
「いろいろ振り回して悪ぃな……
花莉が今日からまた雷龍の姫になってくれた。だから……姫が不在じゃなくなった」
詩優がそう言うと途端に拍手が沸きあがる。
みんな泣いていたり、「良かったっす」と言って拍手してくれたり…
初めて雷龍の姫になった時、付き合う報告をした時も同じような反応だった。
…私、ここに戻ってきて本当に良かった……



