でも、朱里さんにお世話になりすぎるのはやっぱりよくない。 けれど……よくよく考えてみたら、私は自分のお財布を持ってきたっけ……なんて思ってしまう。 持ってきていたとしてと手持ち金あったっけ…… ここは高級店だろう。 きっとそれなりの値段はする、かも… 「いいからいいから!食べよっ!!」 「ね?」と私の顔を覗き込む朱里さんに 「出世払いで必ずお返ししますっ!!」 と約束した。 私の言葉に朱里さんはにこにこと笑っていたけど。