世界No.1の総長と一輪の花 II







…どこに行くんだろう。
とりあえず詩優に心配かけないようにスマホを開いて




"朱里さんと部屋の前で会って、今一緒にいるよ!
カードキー部屋の中に忘れちゃって……朱里さんと少しお出かけしてくるから、帰ったら教えてほしい…!"





メールを送信。





これで安心。
詩優に心配はかからない。
















隣に座る朱里さんをちらりと見ると、綺麗な横顔が目に入る。





…横顔も美人。
まつ毛が長いし、目も大きい。唇の形も整っていて、やっぱりモデルさん級だ。





もし、詩優を女装させたらすごく美人なんだろうな…なんて勝手に想像してみる。





「ん?」





ずっと朱里さんを見ていたせいで、私の視線に気づいてしまったようだ。ぱちっと目が合った。





「あっ!朱里さんは、詩優に用事があったんですか?」


「そうなの!
あのね、聞いてよ花ちゃん!しーくん最近ずっーーーーーと私の連絡無視するの!!だから直接伝えに来たの!!」





ぷんぷんと頬をふくらませる朱里さん。
その姿もすごく可愛いと思ってしまうほど…