「…いいよ。覚悟する」
私がそう答えると詩優は自分の服を脱ぎ捨てて、私の体にキスをする。
全部上書きしてくれて、次は冬樹くんにキスされていないところにもキス。
ビクンっ
と体が大きく跳ねて甘い声が漏れる。
「…可愛い」
詩優は口角を上げて、にやりと笑う。
反応したところを何度も触れて、キスをおとす。
少しだけSっ気があるな、なんて思ったり。
そして、1番慣れないのはこの痛み……
「…っ…!!!!!」
「…力抜いて…俺に花莉の全部を預けて」
「……詩、優…っ……!」
激しい痛みが走っても、詩優が甘いキスを落としてくれて甘い甘い快楽へと変わった。
今日は今まで求めあった中でも1番激しくて、快楽に身を任せていた。
翌日腰が立たなかったのは言うまでもない。