…このままだと……冬樹くんと…体を重ねることになってしまう……





必死に抵抗してもそんなの男女の力の差ではどうすることもできなくて……私は脚を開いてしまった。






…さっきまで冬樹くんと笑いあっていたことが夢みたい。あんなに優しかった冬樹くんなのに……







体の震えが止まらなくて、涙が止まらなくなって……






「…助けて…詩優………っ」






私は小さくそう呟いた。