「そういうことで!おやすみなさーい。」
そう言うと、机に伏せる。
目を閉じると嫌なことばかり考える。
……最悪。自分で地雷踏んでるし…。
でも少しすると、本気で眠かったので夢の中に入っていった。
キーンコーンカーンコーン
起きたのは、6限目終了のチャイム音。
目を開けるけど、まだボーッとしてる。
そんな私は手を引かれどこかへ連行される。
……まだ、HR残ってるのに。
あ、屋上か……。
ガチャッ
……眩し………。
まだ3時だから、殆ど太陽は上にいる。
「で、どうしたの?」
「なぁ、さっきの話ほんとか?」
あ、さっきの数学の時間の時の話かな?
……そんなしょうもない嘘ついてもなんの利益にもならないって………。
「うん。ほんと。」
「………ならさ、」
龍火のメンバーが目線を合わせアイコンタクトをとる。
……え、何?
「紅月(こうづき)って、知ってるか?」
ドクンッ、
眠かった頭が、その言葉でパッと起きる。
………今、なんて、言った?
聞き違いだと思いたくなる。
「厳密に言うと紅雅(こうが)と雷(らい)」
紅雅……雷………。
あの時のことが鮮明に思い出される。
……っ。
