あの日・・・

私と新くんの結婚式の日

健太が突然現れて・・・

そこからすべてがスタートした

「う…ん」

カーテンの隙間から覗く太陽の眩しさで目を覚ました

まだ私はこの目覚めに慣れないでいる

隣に健太がいるということ

これは現実なのか夢の続きなのかと疑ってしまう時がある

結婚して3ヶ月も経っているというのに… 

昨日遅く帰って来た健太は私の隣でぐっすり眠っていた

その寝顔で私はホッとする

目を覚まして健太が隣にいなかったらどうしよう

まだそんな不安が私を襲う

「なんでそんな顔してる?」

「あっ…ごめん。起こしちゃったね」

「何か悩みでもあるのか?」

健太もベットの上に座り、私の髪の毛をよけ、頬に触れた

それだけでドキドキして私の鼓動が音を立てる

「何が不安?何が不満?」

「不満なんてないよ」

「不満はないけど不安はあるんだ?」

下を向いている私の顔を覗き

「俺達は結婚したんだからな」

「うん…」

そう言って大きな手で私の頭をクシャクシャと撫でてくれた

単純かもしれないけど、これだけで明るい世界へ抜け出せて、不安が一気に消し飛んでしまう