当たって砕けろ!


もう木端微塵に砕けてるから、
これ以上は、砕けようもない。



「颯大くん!!!」


流山くんが振り返る。



「友達の記念に…い、一緒に観ても…いいですか?」





目を開けたとき、

流山くんが笑っていてくれますように。




Fin