「それがね。君たち二人とも探してる人が同一人物だからだよ。」
「、、ぇ」
私は驚きを隠せなかった。
なんで、峻平が松重さんを探してるのか。
それよりもニヤニヤ笑ってるTOKIに腹がたった。
「それでだ!峻平と共に行動するなら莉緒菜にも女の居場所を教える。」
は?なんでだよ。
なんでこいつなんかと。
私はこいつの隣に歩くことすら嫌なのに。
「TOKI。知ってるよね。私はこいつがどれだけ嫌いか!」
「うんうん。知ってるよー。でもね、莉緒菜。そろそろ子供卒業したら?」
は?子供?
ニヤッと笑いながら言うTOKI。
TOKIってこんなやつだったかと疑うほどに寒気がした。
私はTOKIの胸ぐらを掴んだ。
「てめぇに何がわかんだよ!私がどれだけ。」
くっそ!涙が溢れてくる。
泣くのは性にあわない。
でも、イライラといろんな気持ちが混ざって。。
「、、、頼ってくれることを誇りに思えって。。だから私は」
ここで逃げちゃダメなんだ。
やっと両親から頼られたんだ。
こんなとこで、
「でも、そこで犠牲になるのは間違ってる。そうだろ。りお」
「、、うっさい!」
何故だろう。いつも『でも』の後を思い出せなかったのに。振り返ると優しく微笑む峻平。何故か
スッキリした私がそこにいた。
ーー頼ってくれることを誇りに思え。でも、そこで犠牲になるのは間違ってるから無理することじゃない。
昔、誰かが言った。
それは峻平君だったのか。
「しゅ、しゅんぺい。くっ。。ぅ、、」
クソっ!
こんなやつ、大嫌いなのに。
何故か大粒の涙が溢れる。
「俺。子守りも得意だし。1人子供が増えても大丈夫だから、TOKI。女の居場所教えろ。」
私の頭を撫でながら、そう言う峻平。
子守りとか子供とかイライラする言葉を言うがなぜだか撫でている手を振り払えなかった。
すると、呆れたTOKIが
ほんと、2人で行動してよね!と女の居場所を教えてくれた。

