「そういえばさ、創始が、再来週の土曜、京都行くんだって、一人で。」


創始は、時々一人で京都ヘ出かける。

その理由は、私達幼馴染の誰も知らない。






ただの気晴らしかと思ってたけど、

ホントはもっと残酷なものだった。

それは、後になって知ることになるけれど。