日本一の総長は、本当は私を溺愛している。

「桃華、離れんなよ」



「ふふ、もちろん!」



ワシワシと悠月に頭を撫でられる。



んー、気持ちいいなー



「でも、万が一を考えて悠月と桃華は
別行動がいいかもな」



「そうだな」



え、なんで?



「あ"ぁ"、なんでだよ」



悠月!きれないの!



「全面戦争なら悠月が狙われる確率が高い。


あと、姫である桃華も格好の獲物だ。」



「あぁ?なら俺が」



「だからだよ


2人一緒とか狙ってくださいって
言ってるもんだよ」



「そう、だから補佐に護らせるんだろ。」



「チッ!

廉、虎徹」



「はい」
「うっす」



「分かってるな」



「はい、指一本許しません」
「命に変えても」



変えるな!



でも、



「ありがとう。
廉、虎徹。



悠月。」



「当たり前だ。」



「ふふ、」