最後の男にギロりと睨まれる。



ッ、



咄嗟に身構えるほど命の危険を感じる。



「店長!!」



は!



そうだ!店長!



「だ、大丈夫ですか!?」



嫌な汗が滲んでる額を
ハンカチで拭いていく。



「えぇ、大丈夫、よ」



「何もんだよアイツら!」



「悠月!やめなさい!」



「だって!」



「いいの、大丈夫よ



それより、
お店の片付けを手伝ってくれない?」



店長は私達に心配させないように
笑って安心させてくれる。



ごめんなさい店長



わたしは



悠月と違って



何も出来ない。