日本一の総長は、本当は私を溺愛している。

「申し訳ございません。
なんせあの子達は居ないものとして扱うので」



妃瀬からそんな風に扱われる組織は1つしかない
通称ナンバーズ。



零から九までの10人しか居ない組織だが
妃瀬が直接運営する
最高の暗殺集団。



赤瀬ではどうしても目立ってしまったり
赤瀬では万が一殺されたら絶対に身元がバレる



それらを絶対にしては行けない
相手の時に使われる特殊部組織。



それがナンバーズ。



妃瀬だけに忠誠を誓い
妃瀬の命令のみ実行する。



妃瀬以外の人間の話なんぞ聞けないとばかりの
スルーっぷりをみせる。



そして最大の特徴は全員が
戸籍上死人か、戸籍がない。



それため身元の特定もくそもない。



怒っていたとはいえ気配を気づかせることなく
私を一気に叩き落としたあの男は
敵に回さない方がいい。



仕方ないので大きくため息をつくと
言われた通りに座る。



「あなたの部隊も、
夜の暗さには勝てなかったようですね」



「なぜだ」



「はい?」



「確認させたはずだ!!!」



「ふふ、簡単な事ですよ。」



「なに。」