日本一の総長は、本当は私を溺愛している。

「申し訳ない
ほんとにどこに行ったか検討も付かず」



「それなら仕方ないですね。」



「お気遣い、感謝します。」



そう言って軽く頭を下げる。



もうこういう事もしなくて良くなる。



くふ、待ってろよ妃瀬。



その王座は俺が座ってやる。



「お兄様」



「天音」



少し失礼といって宏輝が背中を見せる。



「東華がなかなか来ないのよ。
せっかく案内するって言ってくれたのに」



そうだろ、そうだろ。



あいつは今頃冷たい地面の上さ。



くふ、ここまで上手くいくと
これからの人生は明るいぞ



「もしかしたらもう朋花さんと会って
話してるのかもしれない。
探しに行くか?」



「そう言って庭園に入る口述が欲しいんでしょ」



「バレたか」



「全く。」



「まぁ、後でいくらでも怒られるさ。


赤瀬殿。
きっと朋花さんも
東華と一緒にいるかもしれません。


ご一緒に庭園に行きませんか?」