馬鹿げた身体能力を活かして
廊下に出ると
一直線に外に向かう。
逃げなきゃ
遠くへ
邪魔にならないとこへ
早く
早く走って
遅い
足が遅いの。
校舎を出ても
目線が突き刺さる。
ごめんなさい
私が全て悪いの
「桃華!?!?!?」
な、夏美?
夏美が触れようとしてくる。
弾く
ごめんなさい
「ふれ、ないで」
後ろを見らず一心不乱に走り出す。
「桃華!!!」
ごめんなさい夏美
迷惑を
かけてしまって。
何も返せない
不出来な私に
っ!
車に引かれそうになる
ボンネットを飛び越え客の車線へ行く
「おい!!てめぇ!!!」
ごめんなさい
でも、
足は止められないの。
きっと止めたら
あの、
あの暖かい場所に
悠月の腕の中に
戻りたくなる。
「ごめん、な"ざい。」
涙が零れる
出ちゃ、ダメなのに
すぐに止めるから
今だけ、
許してください
廊下に出ると
一直線に外に向かう。
逃げなきゃ
遠くへ
邪魔にならないとこへ
早く
早く走って
遅い
足が遅いの。
校舎を出ても
目線が突き刺さる。
ごめんなさい
私が全て悪いの
「桃華!?!?!?」
な、夏美?
夏美が触れようとしてくる。
弾く
ごめんなさい
「ふれ、ないで」
後ろを見らず一心不乱に走り出す。
「桃華!!!」
ごめんなさい夏美
迷惑を
かけてしまって。
何も返せない
不出来な私に
っ!
車に引かれそうになる
ボンネットを飛び越え客の車線へ行く
「おい!!てめぇ!!!」
ごめんなさい
でも、
足は止められないの。
きっと止めたら
あの、
あの暖かい場所に
悠月の腕の中に
戻りたくなる。
「ごめん、な"ざい。」
涙が零れる
出ちゃ、ダメなのに
すぐに止めるから
今だけ、
許してください


