日本一の総長は、本当は私を溺愛している。

私は今、やばい。



目の前には可愛い男子。



足元には不良。



うん、一見助けられたように見えますが、



足元の不良、"白龍(うち)"の子です!



そして目の前の可愛い子は"白虎(敵)"です!



「ねぇ!もしかして一ノ瀬 桃華ちゃん!」



「は、はい。」



うん、何ヶ月ぶりかの返事返しにくいやつ!



「うわー!これが渉の言ってた!」



え?なに?渉の言ってたって、



「あ、安心して!
桃華ちゃんと夏美ちゃん?だっけ?


2人の姫には手出し禁止令出してるから!
そんなん守れない仲間じゃないから!」



うん。可愛い!



光っております。



てか、重要な事聞いたよね?



「みちるー!どこにいますかー?」



「あ!徹!!こっちこっち!!」



「あぁ、ここでしたか、って
一ノ瀬 桃華じゃないですか」



「そう!俺初めて見た!」



「私も生は初めてですよ」



「そーなんだ!!」



「えぇ、」



え、え?



そんなにガン見しても何も得しませんよ?