エレベーターが最上階につき、すぐに降りた。 今目覚められても困る。 「……はぁ……」 ベッドに寝かせると、また規則正しい寝息は聞こえてきた。 …一体この男はなんなんだろうか。 まぁいいや、考えても無駄だし甘いものでも食べて………… 「………ん?」 ちょっと待て。 「黒髪金メッシュ、口の下のホクロ、この顔…」 “黒羽 逞真の1週間着回しコーデ” という間違えられた忌まわしき雑誌の表紙を堂々と飾る男。 「…目の前にいるんですけど……」