「すみません、俺少し出ますね」 財布と携帯を持って逞真は出ていった。 買い物かなんなのか、まぁいいや。 …そういえばスタジオで黒羽くんって呼んだら逞真って呼んでくださいってあいつ、俺の手離さなかったな。 「なんか、熱い。」 手を掴まれた時、何故かドキッとした。 急に触れられたからだろうと深く考えはしなかったけれど、よく考えたらそうではないような気がして。 「あ〜もう…」 髪をわしゃわしゃして、思考をリセットした。 風呂にでも入って頭冷やそ。