君に伝えたい思い

「そうだよな。俺もそう思ってた。でも、俺が目の当たりにした現実は
違ったんだ。」

「え?それってどういう。」

あ、やばい。いらないことまで口走った。

「あ、ううん。この前読んだ本のラストがびっくりだったからさ。
ちょっと聞いてみただけ。」

「そーなんですか。あ、ここ俺ん家です。今日はありがとうございました。」

「おう。また来てな。」

「はい、ぜひ。」

あー。家帰りたくねぇー。俺絶対海波に怒られるやつじゃん。

(小城くんに失礼なことしちゃったじゃん!)

とかって。ごめん。海波。でも俺は良かったよ。海波のこと救ってくれそうな
やつ見つけたから。にしてもあの笑顔、本当に海月そっくりだったな。

ドッペルゲンガーとか?