死にたいと思ったことは何度かあった。
でも、皆といると楽しくて乗り越えられた、

奏叶〜Side〜

映像に映っている人物が、予想通り過ぎて、驚いた。
で、皆をあつめた。

「お兄ちゃん、どうしたの?」
「そうだ。奏叶!」
『今から、瀬ノ尾の部屋に移動だ。声には、出すな!!』
『1人ずつ順番に、バラバラにだ。』
『瀬ノ尾からだ。』
「ちょっと、俺買わなきゃ行けないものあったから行くわ。」
「俺も〜。」
『1人ずつ出てくのは、怪しいから、2人ならって!』
瀬ノ尾と野村が、部屋を出た。
「男バスの監督から連絡来てる。」
瑞稀、嘘か本当かどっちなんだ!!
「干場先生が、あの楼莉ちゃんと戦って負けた子が、入部したいらしいよ
ぉ〜。」
「何でだろうな!」
「楼莉と戦ったとは?」
「体験入部に来た男子がいたんだけど、楼莉に喧嘩越しだったから、楼莉が気合
い入って、余裕で勝ったってわけ。」
「さすが、楼莉!」
「勉強しないと行けないので、もう行きますね。」
「なら、うちらもそうしようかなぁ。」
『自分の部屋のドアを1回開け。ここの階の人は。』
女子は、もう行ったから俺達だけかぁ。
楓は、予想もして居なかった。
「奏叶、今日なんかあったか?」
「ううん。」
「水族館、行った時だぞ。」
「あ!」
「なんだよ!!」
「告った。」
「っで、」
「振られた。でも、チャンスあるかもって!」
「わかんないぞ〜、楼莉ちゃん。一途だから。」