〜夜ご飯〜
7時になると、皆起きた。
少しだけなんだか、眠そうだけど。
「ご飯、作ったんだ食べる?」
「「「うん!」」」
「食べる。」
盛り付けた。皆、しっかり食べたし。問題無し。
「楼莉〜!今日一緒にお風呂入ってもいい?」
「いいよ〜!」
「和真にさぁ、おやき渡すのさぁ、お風呂前?それとも、後?」
「前の方がいいんじゃないかなぁ?」
「分かった。急いで、行ってくるね。」
一応、ラッピングしておいて良かった〜。
上の階だから、遠いなぁ。
階段が少し長いから疲れる。
「コンコン!」
「はーい!」
「楼莉です。」
「ちょっと待ってね。」
「うん。」
「どうしたの?」
「いつも迷惑をかけているから、
おやきをあげにきたんだぁ。」
「ありがとう☆(ゝω・)v」
「ううん。じゃあね♪」
8階から3階って、結構ある。
先に、葵達には温泉に行ってもらった。
うわぁ。遠いなぁ。なんだか、声がが聞こえて来た。
「あんたが、楼莉かぁ。」
「何がですか?」
「だから、ブスなのにさぁ何で、凌太君とか奏叶君達と一緒に居るの?」
「へ?知ってますよ。楼莉、ブスですもん。」
「なら、調子乗ってるんじゃねぇよ。」
また、殴られた。痛い😣
しかも!?今度は、右手にアザが出来てしまった。
このまま、温泉入るのもなぁ。
(;-ω-)ウーンどうしよう。
「楼莉ちゃん、どうしたの?」
「あ、瑞希さん。実は、手にアザがあってでも、温泉に入るのに皆に、迷惑かけ
ちゃうかも知んないし。」
「楼莉ちゃん、手見せて。」
左手を見せた。
「ちゃんと、手当てしてるんだね。
でもそっちの手は、何で隠してるの?」
「隠してないよ。」
「本当に?なら、見せて。」
目をつぶり、見せた。
「酷いアザ。これ、どうしたの?
しかも!?手当てしてないじゃん。」
「痛いよ。」
「これ、絶対しみると思うよ。
防水は、一応出来るけどさぁ。」
「だって、霞ちゃん達が温泉で待ってるんだもん。」
「まずさぁ、俺の部屋来て。
手当てするからさぁ。」
「うん。分かった。」
瑞希〜Side〜
楼莉ちゃん、あの件でいじめられているんだなぁ。
しかも!?両手アザができているし。
髪の毛おろしてたら、可愛い😆
それにバスケが上手くて、小説も面白いらしい。
奏叶が知ったら、アザが出来ているのを。
我慢して、温泉入るのは絶対にキツいと思うし。
何で、自分を後回しにして考えるのかなぁ。もしかしたら、
過去に何かがあったのかなぁ。
〜Side〜終わり