〜屋上〜
「(^-^)┸┓ワァー(ㅅ´∀`*) スゴイ」
「しかも、イスあるしねw」
「なら、そこで話そう!」
「あれ、楼莉達じゃん!
どうやって、入った?」
「普通に。」
「何で、先輩たちが?」
「俺ら、男バスの考えたりする場所だからだ。」
「まぁ、丁度いいし、先輩たちも聞いてください!」
先輩達と言っても、奏叶と瑞希先輩と琉汰先輩の3人しかいないけど。
「あのね今日、読書の時間に先生に呼ばれてついて行ったら、
なにかされると思ったから、目をつぶったの。」
「うん。」
「そしたら、先生が近づいて来たのが分かった。
その瞬間にね、『カシャ』って、音がしたの。」
「で、先生にキスされたの?」
「ううん。近づいて来たけど、止まった。」
「ってことは、あの写真はフェイクって事?」
「じゃね?」
皆は、真剣な顔で聞いていたし、理解してくれた。
やっぱり、いい人達だ。
「まぁ、俺達が守るよ。
先輩だし、寮の部屋だって近いし!」
「大丈夫ですよ。
先輩や皆に心配される訳にもいかないですから。」