そして、瀬ノ尾の部屋に行った!
「ピーンポーン!」
「..............。」
「入るからな。」
え、空いてる。
なんと、和真が居た。
「先輩、LINEでやり取りしてるなんて、バレバレですよ。」
「は?」
「先輩は、俺がやったとでも思ってるんですか?
楼莉との写真だって、どうやって撮るんですか?」
「証拠なら、あるんだよ。」
「言わない方がいいって、言ってたじゃないですか。」
「今は、違うんだ‼」
何の話だ?
訳が分からない。
「これ、見てください。」
霞が、スマホを取り出し動画を再生させた。
それには、和真が映っていた。
先輩に指示してるところだ。
「こんなの、誰が信じるか。」
「楼莉ちゃんが言ったら信じると思いますよ。」
「そうだよ。楼莉はみんなに平等で優しいのを皆が理解しているから。」
「そんなはずない。」
「お前の方がな。王子様キャラ作ってる方がな!」
「俺を攻めても意味ないからな、今、楼莉は苦しんでいる。」
は?何言ってんだ。
でも、楼莉今どうしてる?
スマホで楼莉の部屋を見てみると、
泣きながら、我慢していた。
「おい。お前、どういう事だよ!!」
「だから、言ってるでしょ。
見逃さないとねぇ、楼莉が死んでも知らないよw」
「無理だな!」
「ガチャ。」
おぉ。ナイスタイミング!
やっと、来たか。
「どういう事だよ!」
「さぁ。」
「和真さん。ちょっと、来てもらいましょうか。」
アザなどが出来、やっている事はいじめではなくて、
もう犯罪までいっていたのだ。
呪いの呪文が使えるのは、麻薬を使ったらだそうだ。
でも、これで、楼莉が納得する訳でもないからなぁ。

〜Side〜終わり