唯が聞くと、諒がムスッとして答えた。

「言い訳ないだろ。できれば、そんなやつ出来なければ良いって思うよ。ただ、いつまでもそんな事思ってられないし、俺もある程度割り切るよ」

「そ、そう……」

唯は冷めてしまったドリアを食べながら、どうするべきか脳内でぐるぐると考え続ける。

「唯。唯は、俺のこと好きなの……?」

諒が二回目の質問をする。

どうしよう、なんて答えればいいんだろう。

グルグルグルグル。

選択肢が回り続ける。

「私は………」

唯が出した答えは―――――。












「あと、一週間、待って。一週間以内に答え、出すから……」