杳香「戻れるならもう一度あの方の心を…!!」

紅葉「戻せるならね、あんなに辛くて悲しいとは思ってなかった夢から目が覚めた思いだった」

杳香「ねぇ、紅葉」…
紅葉「ん?なに」

杳香「ペンダンド見たでしょ、紅葉あれは
神器、私が願いを込めて作ったの」

へぇっ!!

紅葉「あれを杳香が?」

杳香「そう、ラピスラズリにダイヤモンド
その意味は全てが私の想い」

杳香「そのペンダントは時を戻せる、やり直せる
私が願いを込めすぎて力を持ってしまった
今の私の名前は杳香(ようこう)でしょ?
それは同じ名前の人が一緒の空間には
居れないからなの」

杳香「前世でも私は紺衣 紅葉 今存在している
私は偽りの姿
現世のあなたを呼んだの は
現世のあなたの考え、意思の強さを持って
過去に行き、やり直して欲しいの」

紅葉「…は?え、?」

杳香「混乱するのもわかる。一気に説明したし」

紅葉「今の私の考えと意思の強さで前世へ戻れっ
て」