?「あ、う、うんえっとね
私は久葉 杳香 (ひさは ようこう)です」

紅「へー変わった名前だね、杳香って呼ぶね」

杳香「うん、」

紅「ね、杳香まどろっこしいのは苦手なの
なんで私呼んだの?」

直感で分かった杳香がわざと私に

あの記憶を見せたきっと…たすけて欲しんだと

私の心が叫んでいる

妙に記憶が客観ではなく主観だったし

杳香「紅葉、私、助けて欲しいの
私は紅葉の前世、私と紅葉は同一人物
同じ運命を辿るもの。」

ん?

紅「ごめん杳香分からない。なんで?現世の私を呼んだの?」

杳香「紅葉、助けて欲しいのは私の心
紅葉に見せた私達の記憶それで私の心の痛みを分かってくれてると思う。」

紅「確かに分かる。でも時間はやり直せない
戻れない、それは杳香は分かってるんじゃないかな?」

杳香「うん、分かってる!!でも、もし戻れるなら?紅葉だってやり直したいと思わないの?」

………、