シオンが普段いないような部屋の隅で黒い塊を見つける。
ニャー
ようやく鳴き声は聞けたものの、どことなく元気がない。
猫はよく吐く。その知識はあったけれど吐き戻しと嘔吐は意味合いが違う。フローリングの物は明らかに消化されたものを嘔吐したあとだ。原因が病的なものである可能性が高い。そう思うと、サッと血の気が引く。
「シオンちゃん、ご飯よ。食べられる?」
とりあえず器にカリカリを入れてシオンの元へ持っていくけれど、昨夜の食いつきとは打って変わってまったく食欲がないようで興味を示さない。
「やっぱり食欲がないみたい。どうしたんだろ……」
明らかにおかしい。
そうこうしているうちに出社時刻も差し迫ってきた。けれど、私はこんな状態のシオンを放っておけなくて有休をとることにした。
ニャー
ようやく鳴き声は聞けたものの、どことなく元気がない。
猫はよく吐く。その知識はあったけれど吐き戻しと嘔吐は意味合いが違う。フローリングの物は明らかに消化されたものを嘔吐したあとだ。原因が病的なものである可能性が高い。そう思うと、サッと血の気が引く。
「シオンちゃん、ご飯よ。食べられる?」
とりあえず器にカリカリを入れてシオンの元へ持っていくけれど、昨夜の食いつきとは打って変わってまったく食欲がないようで興味を示さない。
「やっぱり食欲がないみたい。どうしたんだろ……」
明らかにおかしい。
そうこうしているうちに出社時刻も差し迫ってきた。けれど、私はこんな状態のシオンを放っておけなくて有休をとることにした。



