「んー! すごく美味しいです!」
少しより道はあったものの、目の前にはメインのアクアパッツァ、バーニャカウダにマルゲリータが並び、さっそくひとくち食べるとあまりの美味しさに顔が綻んだ。
「口に合ったみたいでよかった」
乾杯をしたワインを飲みながら、テーブルの向かいに座る水城さんがにこりと笑った。
部屋には水城さんが好きだというピアノジャズが流れていて、まるでイタリアンレストランにいるかのような感覚になった。
水城さんの住んでいるマンションは3LDKの間取りで、リビングにある大型テレビの横には存在感のある背の高い観葉植物が一鉢置かれている。窓の外を見ると煌めく夜景の中、遠くに東京タワーが見え、ロケーションは抜群によかった。
「どうかした?」
水城さんの後ろに広がる夜景に見惚れていると、不意に声をかけられてハッとする。
「い、いえ、素敵なお部屋だなーって」
「そう? これからはいつだってくればいい毎日でもね」
水城さんの特別な存在であることが嬉しくて、私は思わず頬を染める。
「ほんと、自分でも馬鹿だなって思うんですけど……水城さんのこと考えない日はないくらいなんです。自分でいいのかなって、正直不安になったこともあって……」
「じゃあ、不安に思わないようにちゃんと教えてあげないとな」
「え?」
テーブルの上に載せた私の手に水城さんの手がそっと重ねられる。
「愛美のことが好きだ」
少しより道はあったものの、目の前にはメインのアクアパッツァ、バーニャカウダにマルゲリータが並び、さっそくひとくち食べるとあまりの美味しさに顔が綻んだ。
「口に合ったみたいでよかった」
乾杯をしたワインを飲みながら、テーブルの向かいに座る水城さんがにこりと笑った。
部屋には水城さんが好きだというピアノジャズが流れていて、まるでイタリアンレストランにいるかのような感覚になった。
水城さんの住んでいるマンションは3LDKの間取りで、リビングにある大型テレビの横には存在感のある背の高い観葉植物が一鉢置かれている。窓の外を見ると煌めく夜景の中、遠くに東京タワーが見え、ロケーションは抜群によかった。
「どうかした?」
水城さんの後ろに広がる夜景に見惚れていると、不意に声をかけられてハッとする。
「い、いえ、素敵なお部屋だなーって」
「そう? これからはいつだってくればいい毎日でもね」
水城さんの特別な存在であることが嬉しくて、私は思わず頬を染める。
「ほんと、自分でも馬鹿だなって思うんですけど……水城さんのこと考えない日はないくらいなんです。自分でいいのかなって、正直不安になったこともあって……」
「じゃあ、不安に思わないようにちゃんと教えてあげないとな」
「え?」
テーブルの上に載せた私の手に水城さんの手がそっと重ねられる。
「愛美のことが好きだ」



