色盲症の彼女は幸せの色がわからない。




「そろそろ沈んできたな、」



「そうだね。


寂しいな。」



「なんで?」


「え?」



え、私なんで寂しいなんて…



「あ、いや、一日の終わりだから…?あはは。」



「なるほど、俺とばいばいしなきゃいけないからかと。」



「なっ、なんでよ!」





「冗談だってば(笑)帰ろっか、
家どこ?送っていくけど…」



「え、いいよ。遅くなっちゃうし。」





「いいから。かえりますよー」



「ありがとう。」




そして


2人で話をしながら家へ向かった。




❀



「送ってくれて…ほんとにありがとう。
今日すごい充実してた。その…


楽しかった、です。」



「なんでそんなカタコトなの?(笑)
一緒サボらせてごめんな?
俺も楽しかった!」



「うん!じゃあ、またね。」





「おう!」





あ、しまった。


LINE教えるの忘れてた!



昨日インストールしたのに…



間に合うかな、



「海斗!!」


小さくなった背中に


思わず叫んでしまった。




「どうしたー!」



遠くから海斗も叫んでくれる。




「らっ、LINE交換忘れてた…!!」



すると



ものすごい勢いで走ってきた




「はぁ、、はぁ、お、俺も忘れてた…」





「ごめんね、すぐ済むから、、はい、これでOK」



「さんきゅ。じゃあまたLINEで!」




「うん!気をつけて帰ってね」


「おう!じゃあな。」





❀



しばらくして海斗からLINEの追加が来た。



よろしく!と変なスタンプもつけてあった。



「こちらこそ、よろしく、っと。」




誰かとメールで話すのは初めて。


なんだか緊張してしまう。




海斗のアイコンは



夕日だった。



私には青にみえるんだけどね…



いつか同じ空を見れる日が……なんて



来るはずない、よね。




ピロン♪



「ん?」



『また遊ぼうな。おつかれ,🤣😙おやすみ!😪』



『また遊ぼう。おつかれさま!おやすみなさい。』




ふぅ…メールって神経使うかも…



明日…学校で会えるかな?





❀