「血腫もないし、新たな出血箇所もないですよ。」
廉の言葉に湊がほっと肩の力を抜くのが分かった。
今日は術後二回目の受診だった。樹は湊に付き添われて病院へ来ていた。
産婦人科の医師と外科の廉が診察室にいる。
「傷の治りも早いし、手術の時に最低限しか切開していないのでこのままだと自然分娩も可能です。まぁ多少のリスクがあっても出産にはリスクはつきものですからね。」
廉の言葉に樹が「本当ですか?」と前のめりになる。
「可能ですよ」
「よかった」
ほっとする樹に廉が微笑んだ。
「出産まであと1か月半。運動も少ししながら体力づくりも心掛けてくださいね。お散歩もいいですよ。」
産婦人科の医師の言葉に「一緒に散歩しような」と樹に言った。
「うん」
その日の帰り道二人はおそろいの靴を買った。
廉の言葉に湊がほっと肩の力を抜くのが分かった。
今日は術後二回目の受診だった。樹は湊に付き添われて病院へ来ていた。
産婦人科の医師と外科の廉が診察室にいる。
「傷の治りも早いし、手術の時に最低限しか切開していないのでこのままだと自然分娩も可能です。まぁ多少のリスクがあっても出産にはリスクはつきものですからね。」
廉の言葉に樹が「本当ですか?」と前のめりになる。
「可能ですよ」
「よかった」
ほっとする樹に廉が微笑んだ。
「出産まであと1か月半。運動も少ししながら体力づくりも心掛けてくださいね。お散歩もいいですよ。」
産婦人科の医師の言葉に「一緒に散歩しような」と樹に言った。
「うん」
その日の帰り道二人はおそろいの靴を買った。



