一夜からはじまる恋

「樹?」
食事を済ませた湊がベッドに横になる樹のもとへ来た。
「理恵には帰ってもらったよ。気分かえるためにもお風呂入らないか?」
湊の誘いに樹は体を起こした。

樹を後ろから湊が抱きしめながら二人湯船に入る。
「大きくなったな」
「うん」
「傷、痛まないか?」
ずっとシャワーだけだった樹は湯船につかるのは久しぶりだった。
「大丈夫」
樹は湊に寄りかかりながら湊が自分のお腹に触れている大きな手に自分の手を重ねた。

一緒にいる時間は不安も心のもやもやも忘れられるのに・・・そんなことを考えながら目を閉じる。