一夜からはじまる恋

樹と湊はこれからのことを相談した。

お互いの両親へのあいさつの日取りや入籍の日。

湊が一人暮らしをしているマンションに引っ越すこと。

体調が落ち着いたら仕事に復帰し、引継ぎが済み次第樹は退職すること。

会社の職員にも結婚を伝えること。


話さなくてはならないことがたくさんあった。
夜になり眠りにつくとき、樹が先にベッドに行きリビングの明かりを消そうとしたとき湊は棚の上の写真たてがなくなっていることに気が付いた。